Linux / コマンド / shutdown - システムのシャットダウン・再起動の予約とキャンセル
shutdownは、システムの電源オフや再起動を直ちに要求したり、後の時刻に予約したりするコマンドです。利用者に準備時間を設け、開始前なら予約を取り消せます。
systemdの実装では、基本動作は電源オフであり、時間を省略すると通常1分後に実行されます。nowは即時、+10は10分後、-rは再起動を意味します。予約されたシャットダウンは、実行前に-cでキャンセルできます。
基本的な文法
sudo shutdown [オプション] [時間] [通知文言]
インストールされている実装とオプションは、配布版によって異なる場合があります。man shutdownで現在のシステムの説明を確認してください。
使用例
10分後のシャットダウン予約
systemd環境で、対象ホストと保守時間を確認してから実行する例です。この例は10分後に実際に電源を切ります。以下の予約例はそれぞれ独立した選択肢として読み、まとめて実行しないでください。
sudo shutdown +10 '10分後に点検のため終了します'
10分後の再起動予約
再起動が必要な場合は、-rを指定します。
sudo shutdown -r +10 '10分後にサーバーを再起動します'
予約キャンセル
予約時刻より前に取り消します。取り消し後は、関係する利用者にも予定変更を伝えてください。対応する環境ではshutdown --showで保留中の予定を確認できます。このオプションはsystemd 250以降に用意されているため、古い環境ではヘルプを確認します。
sudo shutdown -c
予約とキャンセルを確認する流れ
shutdownは終了や再起動を後で予約できます。以下は10分後の再起動予約とキャンセルコマンドです。稼働中のサーバーで試しに実行しないでください。
sudo shutdown -r +10
sudo shutdown -c
予約時には、他のログイン中のユーザーに終了予定時刻を知らせるメッセージが表示される場合があります。ディストリビューションやセッションによって出力文言が異なるため、一つの固定文字列を期待しないでください。
-rは再起動です。systemdの-hは通常は電源オフを選びますが、--haltによる停止指定がある場合はそれを上書きしません。電源オフを明示する場合は-Pを使用します。予約を取り消すには、停止処理が始まる前にshutdown -cを実行します。nowなどの即時要求を後から取り消せるとは考えないでください。即時の再起動とその後の確認は、rebootの使い方と再起動後の確認で説明しています。
主なオプションと形式
| オプション・形式 | 説明 |
|---|---|
now |
即時実行します。 |
+N |
N分後に実行します。 |
-r |
終了の代わりに再起動します。 |
-P |
電源停止を明示します。 |
-c |
保留中の停止予約をキャンセルします。 |
--show |
サポートされているsystemdのバージョンで予約状態を表示します。 |
使用する際の注意点
例は実際のサーバーを停止または再起動するため、学習目的で無意識に実行しないでください。作業対象、ユーザー、サービスと予約時刻を確認し、コンソールアクセス手段を準備してください。shutdown -cはまだ実行されていない予約にのみ意味があります。実装ごとにオプションや基本動作が異なる可能性があるため、現在のシステムのヘルプを確認してください。
よくある質問
shutdownの予約をキャンセルできますか?
予約時刻前にsudo shutdown -cを実行することでキャンセルできます。既に停止手順が進行中の場合は、キャンセルが保証されません。
公式ドキュメント
オプションの正確な動作や実装ごとの違いは、shutdown関連の公式ドキュメントで確認できます。




