Linux / コマンド / reboot - システムを安全に再起動
rebootはLinuxシステムの再起動を要求します。サーバーでは実行中の作業や接続ユーザーに影響を与えるため、対象ホストと保守作業の時間帯を確認してから実行する必要があります。
systemd環境の一般的なrebootは、サービスの整理とファイルシステムの終了手続きを経て再起動を要求します。再起動の終了処理中に現在のSSHセッションは切断されます。強制オプション-fは正常終了手続きをスキップできるため、通常の操作では使用しないでください。reboot -fはinitシステムに連絡せず、ファイルシステムを正常にアンマウントしない場合があります。
基本的な文法
sudo reboot [オプション]
インストールされている実装とオプションは、配布版によって異なる場合があります。man rebootで現在のシステムの説明を確認してください。
使用例
対象サーバーの確認
接続したホストが再起動対象かどうかをまず確認します。
hostnamectl status
ログインユーザーの確認
ログインセッションの記録を確認します。ただしwhoに表示されないセッションやバックグラウンド処理もあるため、一覧だけで作業中の利用者や処理がないと判断しないでください。
who
システム再起動
事前チェックと通知を終えた後に実行する変更コマンドです。
sudo reboot
再起動後、何を確認しますか?
sudo rebootは直ちにシステム終了手続きを開始するため、実行結果を1行の正常出力として期待してはいけません。リモートSSHセッションでは接続が切断され、サービスや実行中の作業も停止します。
sudo reboot
リモート接続で表示される可能性のある例示現象:
Connection to host closed by remote host.
再接続できたら、uptimeで再起動後の稼働時間を確認するか、起動記録が提供される環境でwho -bから起動時刻を確認します。systemctl --failedで失敗したユニットを確認し、必要なサービスの状態や実際の応答も点検してください。接続終了メッセージだけでは再起動完了を判断できません。実行前には未保存の作業と、再接続できない場合の復旧経路を確認します。
主なオプションと形式
| オプション・形式 | 説明 |
|---|---|
引数 なし |
正常なシステム再起動を要求します。 |
-f |
強制再起動です。ファイルシステムを正常に整理できない可能性があります。 |
--no-wall |
他のユーザーに送る案内メッセージは省略します。 |
shutdown -r +分 |
時間をおいて再起動を予約する代替案です。 |
使用する際の注意点
リモートサーバーでコマンドを実行すると接続が即座に切断される可能性があります。アップデート中やデータベース書き込み操作中でないか確認し、復旧手段を用意してください。強制再起動はデータ損失のリスクを高めます。shutdownで再起動を予約・キャンセルする場合は、shutdown -r +10とshutdown -cを使用してください。
よくある質問
rebootを実行するとすぐに元に戻せますか?
即時再起動が開始された場合、確実にキャンセルできると考えてはいけません。キャンセルが必要な場合は、shutdownで時間をおいて予約してください。
公式ドキュメント
オプションの正確な動作や実装ごとの違いは、rebootに関する公式ドキュメントで確認できます。




