Linux / コマンド / lsmod - ロードされたカーネルモジュールの確認

lsmodは、現在Linuxカーネルにロードされているモジュールの一覧とサイズ、使用関係を表示します。ドライバーやカーネル機能がモジュールとしてロードされているか確認する際に使用されます。

出力は/proc/modulesの情報を見やすく整理したものです。Moduleは名前、Sizeはメモリ上のモジュールサイズをバイト単位で示します。Used byの数値は参照数で、その後に依存するモジュール名が表示される場合があります。アプリが使った累計回数や使用率ではありません。カーネルに直接組み込まれた機能は、このロード済みモジュール一覧には表示されません。

基本的な文法

lsmod [オプション]

インストールされている実装とオプションは、配布版によって異なる場合があります。man lsmodで現在のシステムの説明を確認してください。

使用例

モジュール一覧の確認

現在ロードされているモジュールと使用関係を確認します。

lsmod

特定のモジュールを探す

一覧に名前が表示されているか検索します。

lsmod | grep '^overlay '

モジュールの詳細情報に進む

一覧で確認した名前を使い、modinfoでモジュールファイルとパラメータを確認します。ここではoverlayが例です。modinfoはファイル側の情報を調べるため、ロード中でも対応するファイルが見つからなければ情報を取得できない場合があります。

modinfo overlay

ロードされたモジュール一覧の列を読む

lsmodは現在カーネルにロードされているモジュールのみを表示します。結果のSizeはモジュールサイズ、Used byは参照関係を示します。

lsmod | head

例示出力の構造(モジュール名と数字は異なる場合があります):

Module                  Size  Used by
nf_conntrack           123456  1

一覧にないという理由だけで、その機能をカーネルがサポートしていないと断定しないでください。機能がカーネルに組み込まれている場合や、該当モジュールがまだ必要ないためにロードされていない場合があります。特定のモジュールの説明とファイル情報を見るには、modinfo モジュール名を使用します。

主なオプションと形式

オプション・形式 説明
-s エラーメッセージをsyslogに送信します。
-v 診断メッセージを詳細に表示します。
-V kmodツールのバージョンを表示します。
-h ヘルプを表示します。

使用する際の注意点

リストにないという事実だけで機能がないと決めつけないでください。機能はカーネルに組み込まれている場合や、モジュール名が予想と異なる場合があります。モジュールを実際にロード・削除するのはlsmodではなく、別の管理コマンドであり、システムに影響を与えます。

よくある質問

lsmodでドライバが見えない場合、使用できませんか?

必ずしもそうではありません。カーネルに組み込まれているか、別の名前のモジュールとして提供されていることがあります。

公式ドキュメント

オプションの正確な動作や実装ごとの違いは、lsmod関連公式ドキュメントで確認できます。